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師走のこの時期といえば・・・【松】
松 日本語でマツといった場合、マツ属の中でもクロマツ、アカマツを指すことが多いです。また日本語でマツを名前に含む樹種にはカラマツ等マツ属でないものもあります。マツ属には約115種類の樹種があります。庭木や盆栽によく用いられ松脂(まつやに)は様々な分野に利用されています。日本では長寿を表す縁起のよい木とされ、松・竹・梅の3つを松竹梅(しょうちくばい)と呼んで重宝しています。
能、狂言の舞台には背景として必ず描かれており(松羽目)、演目によって山の松や浜の松、庭の松などに見立てられる。歌舞伎でも能、狂言から取材した演目の多くでこれを使い、それらを「松羽目物」というなど、日本の文化を象徴する樹木ともなっています。日本の城にも植えられていますが非常時に実や皮が食料になるため重宝されています。
このようにたくさんの目的で松は使用されています。
また害虫対策として幹に藁を巻く「こも巻き」は冬の風物詩でもあります。

花言葉は「物想い」【パンジー】
パンジー  冬の花が少ない時期に花壇を爽やかに彩ってくれるのがパンジーです。蝶が舞うような形が特徴で、たくさんの品種が出まわっていす。

1800年代に北欧で群性の大きくて鮮やかなスミレを作るために、野生のサンシキスミレと他の野生スミレ、さらに近東のスミレを交配して生まれたとされてます。
日本には幕末の1860年代に渡来し、和名は「さんしきすみれ」(三色すみれ)紫、白、黄の三色があるので「三色すみれ」の名がついたそうです。

 パンジーの名前の由来は蕾の下向きかげんが物思いにふける人に似て、ギリシャ神話にも使者が人間に深い思想を持つようにと送ったという話があることからフランス語で「思想」「思い」のPansee(パンセ)に由来しています。

 パンジーに似た品種に「ビオラ」がありますが花の直径が3〜5cm以上のものを「パンジー」
それより小さいものを「ビオラ」と区分けして呼ぶこともあるようです。
 ただし、これはあくまでも便宜的なものであり明確な境界線はありません。
 最近では、パンジーとビオラの境界線がより曖昧になってきています。

 パンジーには豊富な花色の他に、大小さまざまな花径が充実しているのも大きな特徴です。
 一つのコンテナに花輪を統一させて植えたり、小輪や大輪をバランスよく混植させたりと飾り方の応用はとても幅広いです。
 パンジーはガーデナーのバロメータ。
 これからガーデニングをはじめる方、始めたばかりの方は、まずパンジーを育ててみましょう。
 パンジーを育てることによって植え方、土の配合、水や肥料の与え方、花がら摘みなどすべての草花に共通できることが経験でき、鉢にあふれんばかりに花を咲かせるとそれが自信にもつながっていきます。
 パンジーはガーデナー必修のバイブルでもあります。
 
 育て方のポイントとして種はなるべく早く購入して、蒔く時まで冷蔵庫で冷やしておく。(これをすると発芽率がよくなるそうです)
 種まきには清潔な用土と鉢を使うこと。種まき後は発芽まで暑さを避けること。
 とにかくパンジーは日光が好きなは花です。午前中当たっていれば結構咲きますが、午前、午後と当たると花数はさらに増えます。

花言葉は野性的な美しさ【黄花コスモス (きばなコスモス)】
黄花コスモス (きばなコスモス) 暑い夏も過ぎ、段々と秋らしくなり過ごしやすくなってきました。
秋といえばコスモス(秋桜)ですが今回は少し違ったコスモスを紹介します。
「黄花コスモス」はコスモスに似ており、黄、橙色の花を咲かせることからそのように呼ばれるようになりましたが、コスモス属の「秋桜」とは違う仲間です。
普通のコスモスが可憐で秋の代表なのに対して、キバナコスモスは初夏から咲くしっかりした感じの花です。
色が違うだけでずいぶんイメージが違うものです。(厳密に言えば、茎の長さも、葉の幅も違います。葉も花の色もマリーゴールド風です。)
黄花コスモスは大正初期にメキシコから渡来し、オレンジ色の花色しか無かったそうですが、その後日本で朱赤色などの品種が作られたそうです。
育て方は種蒔の時期は桜が散り終わった4月中旬頃から8月上旬までまけます。
4月中旬に蒔くと7月が花の最盛期になり、7月に蒔くと秋が花の最盛期になります。
排水と日当たりがよければ特に場所は選びません。
庭に直蒔きして土を1cmぐらいかぶせればよいです。
場所は日当たりのよい所を好みます。土は排水がよければ特に選びません。
種を蒔いたら乾かさないように水やりをします。
節が3節ぐらい伸びたら後は庭植えの場合、土が乾くようでしたら水を与えます。
痩せた土地を好むので肥料は控えめにします。

新年は古から愛され続ける「梅」からご紹介いたします。【梅(ウメ)】
梅(ウメ) 「花」といえばサクラをイメージするのが一般的な現代。平安時代以前は「花」といえば梅を指すことが多かったようです。
ウメ(梅、学名:Prunus mume)は、中国の長江流域原産のバラ科サクラ属の落葉高木で300種以上の品種があり、野梅系、紅梅系、豊後系の3系統に分類。(実を採るのは主に豊後系)。花は香りもよく、5弁の白、またはピンク〜紅色で、葉に先立って早いものでは12月から咲き始めます。白梅の方が紅梅より早く咲き、葉は周囲が鋸歯状で先の尖った卵形。特徴的なごつごつした幹に、春の訪れを告げるように可憐な小さな梅の花がつく姿が印象的です。
実は梅干や薬などに用いられ、古より時の天皇に愛でられ、歌にも数多く詠まれており日本の文化と密接な関係のある植物といえます。

万葉時代に中国から生薬の烏梅(*)がまず渡来し、その後樹木としても持ち帰られたよう。江戸時代には非常食として梅干をつくることを各藩が奨励、全国各地に今もたくさんの梅林が見られます。
また梅に多く含まれる「クエン酸」は、古の特権階級の人々が愛用した染物や、口紅・頬紅の材料である「紅花」から「紅」の色素を取り出す際の「媒染剤(ばいせんざい)」として用いられており、奈良県の月ケ瀬梅林は、紅花染め用の烏梅を作るために植えられた梅林のようです。
今も花を観賞するのみならず、健康食品として、梅干をはじめ梅酢や梅酒など様々な形で人気を集めています。

中国の唐の時代には「梅の時代」と言われるほど杜甫(とほ)や李白(りはく)が「梅」にちなんだ漢詩を詠み、日本でも奈良時代に日本最古の歌集『万葉集』、日本最古の漢詩集『懐風藻(かいふうそう)』に梅の歌が見られます。
「松 竹 梅(しょうちくばい)」「四君子(竹、梅、菊、蘭)」など梅は吉祥の意味合いを持つ花としても様々な意匠に取り上げられました。宗達、光琳、乾山に代表される「琳派」の絵画に、また天平時代には既に使われていたという「梅紋」など、家紋にも梅のデザインが多く用いられ、現代でも100種以上の紋があるそうです。
お正月の花としてもよく飾られ、白い苔のついた「苔梅」や「ずあい」と呼ばれる、剪定してしまう新芽の徒長枝などが市場でも暮れの梅市を賑わせていました。
「梅」を調べると次々に出てくる逸話や地名の由来、しきたりや言い伝え、名所の数々。興味深い記述が目白押しです。ここ京都にも「梅」とつく地名がありますが、やはり梅といえば「天神さん」。学問の神様として有名な菅原道真公を祀った北野天満宮(*)の境内には黒梅(こくばい)・座論梅(ざろんばい)・照水梅(しょうすいばい)・和魂梅(わこんばい)・緋の司(ひのつかさ)等の珍種を含む50種約2,000本の梅が植えられています。菅公の命日にあたる2月25日には梅花祭が行われ、毎年2月ごろから梅苑が一般公開、正月の縁起物であり新年の招福息災の祈りを込め、祝膳に欠かせぬものとして授与される「大福梅」は、よくニュースで取り上げられてご存知の方も多いのではないでしょうか。神職・巫女・崇敬奉仕者によって総がかりで採取される収穫は例年3トン!
また、毎月25日に境内で行われる縁日「天神市(天神さん)」は東寺(21日)の弘法市と並んで骨董や古布の好きな方には堪らない行事ですネ。

新春の京都、すこし足を延ばして天神さんへ。
愛らしい梅の蕾や花、優雅な枝ぶりをご覧になってみてください。


*烏梅(うばい)・・・未熟な梅の果実を釜戸の煙で真っ黒に燻し乾燥させて作る健胃整腸の妙薬。煎じて風邪薬や解熱、止血、傷の手当など民間薬として重宝され、現在も漢方薬として用いられる。

*北野天満宮は、全国各地に菅公をお祀りする天満宮や天神社の宗祀(中心的な神社)です。

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